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商品の知覚価値を高めるには

2023.2.1

商品の価値は、便益(ベネフィット)/コストで表すことができます。それをもっと正確に表すと、
商品の知覚価値=知覚便益/知覚ライフサイクルコストと表すことができます。
知覚便益とは、商品そのものの特徴だけではありません。それへのサービスやサポート、イメージなども含まれます。ですから、サービス力を高めたり、サポート力を高めたり、商品のイメージをあげることによって、商品の知覚価値を高めることができます。
また知覚ライフサイクルコストは、実際の販売価格だけでなく、注文や入手、運搬、設置、当初の訓練にかかるコストを下げたり、修繕や維持、失敗や期待はずれのリスクを減じることで、商品の知覚価値を高めることができます。
これをインビザラインで考えると、知覚便益は、・デジタル×AI×マウスピース・見た目を気にしない矯正・容易なアフターケア・実績(症例数、ブランド、医院運営数など)、知覚ライフサイクルコストは、・実際の価格・他治療と同一の歯科医院での治療の開始・調整料、保定料がかからない、などが考えられます。
つまり、知覚価値式の、分子である知覚価値を高め、分母である知覚ライフサイクルコストを下げる努力が必要という訳です。