①キャンペーンは患者の関心とモチベーションが作れるだけでなく、スタッフのモラールも高めることができます。ひとつの目標に、スタッフ主導で患者を巻き込めるため、集患だけでなく、成約率を爆上げすることができます。
②歯科医院にとっていちばん大切なのは戦略。競合を分析したり、自院の状況を分析したり、患者を分析して、最適な戦略を立案します。ここから商品のラインナップを確定したり、価格やプロモーションを設計します。
③予約枠がいっぱいで新規患者が取れないというクライアントには、ブランドを構築して、既存顧客のアップセルや客単価の増加を仕掛けています。新規の患者が取れなくても、増収する方法があるのです。
④同じく歯科医院や先生の姿勢を明確にして、それを告知することで、患者の好意を高めることもやっています。これは口コミを作るだけでなく、悪意のある書き込みのようなクレーム対策にもなります。
⑤患者の囲い込みもよくやります。パレートの法則は20%の優良顧客が80%の売り上げを作るというもの。20%の優良顧客をそれを囲い込むことで達成しようという訳です。
⑥広がりやすいママに対して、紹介する側と紹介される側の双方にメリットを与えて増殖させます。大きな金額でなくてもいいのですが、前者にアマゾンギフトのようなお礼、後者に割引を適用します。
⑦会員化は特別なサービスをすることで、囲い込みます。例えば、インビザの治療者なら、治療期間のクリーニングや物販の割引、一定期間の無料サポートなどをうたい、囲い込みます。
⑧新商品や新サービスの開発も効果的に増収できます。例えば、インビザの治療者に対して、メンテナンスのための商品群をサブスクリプションで売っていくサービスは効果的です。上記のようにインビザ治療者を囲い込み、そこにこのサービスを紹介すれば、かなり確率で採用してくれると思います。
ここでいう開発とは、一から作るのではなく、既存にあるものを新しいコンセプトでくくることをいいます。
⑨プロジェクトやチームのファシリテートも行います。アウトフレームという企画のぬりえを活用して、チームの意見を形にして、総意の下にそれを運営していきます。
⑩運営にあたっては数字を前提に、徹底的にPDCAを回していきます。その際に大切なのは、現場の問題とその改善の意識です。必ず現場からそれを吸い上げ、徹底した質問で改善案を導きます。こうすると、理解を持った改善行動ができるようになり、結果が出るのです。