インスタントラーメンの主要5社10ブランドを対象に実施した日経の調査で、サンヨー食品の「サッポロ一番 みそラーメン」がブランド別の総合評価でトップとなりました。
サッポロ一番は1966年に生まれたロングセラー商品で、支持は強く、同シリーズからは3位にも「塩らーめん」(203点)が入りました。
首位の「みそラーメン」は味噌を練り込んでスープと一体感をもたせた麺と、8種の味噌をブレンドしたコクのあるスープが人気だそう。
「リピート購入率」(84%)や「値上げ後も選ばれる商品価値」(65%)など3項目で首位を獲得しました。
私も大好きで、卵を入れる独自の作り方で、いつも買い置きがしてあります。
まず適量の水に麺を入れ、火にかけます。沸騰してきたら、反対にし、かるくほぐします。
専門家に言わせると、できるだけ動かさないで麺をほぐすのがいいそうですが、私はそれだと麺がやわらかくなりすぎるので好みません。
麺がほぐれてきたら、それを一度どんぶりに入れて、お湯の量を調整します。
味噌ラーメンはスープが薄いとまずくなります。ですから、どんぶりの8分目ぐらいになるように調整します。
そして鍋に戻し、粉末スープを入れ、よくかき混ぜたら、卵を投入します。しばらく煮込んだら、火を止め、卵をそっとくずします。そしてしばらく蒸らします。
ここがとても大切で、蒸らすことによって、卵が半熟になります。
昔、スープの油が身体に悪いと思って、一度捨てて、新しいお湯で作り直したことがあります。しかしそれだと私が好きな味になりませんでした。
それはなぜかというと、スープの油が卵とうまく交じり合って、おいしい半熟となるからでした。つまり、味噌ラーメンに健康を求めてはいけないのです。
鍋からどんぶりに移す時には、半熟をくずさないように気を付けて、どんぶりに盛ります。そうしたら一目散に食べるに限ります。
かれこれ、50有余年、こうして食べています。この食べ方は死んだ母のもので、
これを食べると、今でも母を思い出します。